先日の『桂やまとオンライン落語会』も無事にお開き。誠にありがとうございます。
今は何でもデジタルの時代ですが、江戸の頃はアナログがすべて。
浅草橋吉徳での『檜細工師 三浦宏展』が本当に素晴らしかった。江戸の建物や船、また商売道具に至るまで見事な作品ばかり。

その数々のミニチュアの中に江戸っ子たちが生きてるのよ。本当に想像がふくらんでくるのが面白い。
いやはや、この井戸端風景なんざぁたまらないね〜!! ここに長屋のかみさん連中が集まって、毎日おしゃべりしてさ。着物も洗い張りして乾かしてから自分で縫って。

壁も薄いからプライバシーなんてありゃしないけど、それが当たり前でおせっかいもお互いさまで。
不自由なことばかりだったろうけど、たくましく生きてたんでしょうね。最高の作品展が想像をかき立ててくれて幸せなひと時でした。