千駄木の鰻『稲毛屋』。これまで店の前を何度通り過ぎたことか。
ずっとご声援くださるご贔屓さんに連れてっていただきました。
志ん生師匠も通った名店。ただ鰻ではなく、親子丼にさらに黄身を乗せたのが大好物だったそう。
私は関西風うな丼 (上)を頂きました。5年ぶりの 関西風。あの時は大須演芸場での住吉踊りで、私の踊りをきっかけにご贔屓くださるようになった愛川町「たまのや寄席」の席亭さんが、わざわざ泊まりがけで大須まで追っかけてきてくださって。公演後にご馳走になったのを今でもよく覚えています。東京とはひと味違って、これまた美味しかったです。
この『稲毛屋』の関西風も皮をパリッと、そして程良い歯ごたえが抜群でした。ちなみにご贔屓さんは関西風のひつまぶし。これまた美味しそうでしたよ〜。
毎年夏になるとこうして鰻をご馳走してくださいます。昨年の興行をもって私は住吉踊りを卒業いたしましたが、「鰻で夏場を乗り切ってください!」と今も元気づけてくださるご贔屓さんに心より感謝しています。