映画『高野豆腐店の春』をご覧いただくと、「丹精込めたお豆腐が食べた〜い」と皆様おっしゃる。
そのお気持ち、わかります。本当によーくわかります。できたての豆乳も飲みたくなりますよねぇ。
私の地元・荒川区の尾久には、佐賀県産大豆「フクユタカ」にこだわる『吉澤豆腐店(豆腐尾久吉澤)』があります。
大将も女将さんも素晴らしいお人柄で、お話ししてても豆腐への深い愛情をひしひしと感じます。
「本物の豆腐って、それだけで珠玉の料理だったのか!」と気づかされます。大豆本来の甘み、そしてなめらかさが抜群。
こうして国産のみを使って毎日手作りしているお豆腐屋さんも、荒川区では二軒だけになってしまったとのこと。ぜひこちらのご夫婦には末永くお元気でいていただきたいです。
ちなみにこの「舞きぬ」の上には、「下町きぬ」があります。まだ食べたことないから、次は「下町きぬ」だね。
お豆腐も映画も落語も、そこに『魂』があるかどうかです。あとはお客様にその魂を受け取っていただけるかどうか。私も毎日がそんな勝負です。
わが町尾久の吉澤豆腐店。職人の魂に感謝。